定期預金の新商品が東京スター銀行から出ました。
その名は「ラダリング円定期」です。
ラダリング?一体どんな定期預金なのでしょうか?
ラダーは階段なので、少しずつ定期預金金利があがっていくのでしょうか?
実は、これは複数の定期預金の契約をいっぺんにする定期預金です。
どういうことか?
例えばラダリング定期預金のCセットに100万円で申し込むとします。この場合は100万円を5つに分けます。
分かりやすく、全て金額が20万円の定期預金を5つとします。
1つ目の定期預金の満期は1年後、2つ目の定期預金の満期は2年後、3つ目の定期預金の満期は3年後、4つ目の定期預金の金利は4年後、5つ目の定期預金の金利は5年後、というセットになります。
この場合、1つ目の定期預金から利率は順番に、0.5%、0.7%、1.0%、1.1%、1.2%となります。
(平成21年10月5日現在)
1年後から順番に満期がきて、満期後は当初の預入れ時に選択した組み合わせのうちの最長の期間で自動継続となる、というものです。
つまり4年後にはすべてが5年物の定期預金になっています。
100万円で5年満期の定期預金を1本つくるのとどう違うのでしょうか?
つまり、途中で一部を中途解約したい時に、何個かに分けて預けておけば、中途解約の不利な金利を適用される定期預金を減らせる、ということですね。
満期を分散して、一部出金にも対応しつつ、高金利(好金利)も享受するという商品です。
他の銀行でも100万円の定期預金を5つに分けて預けることはもちろん出来ます。
しかし、東京スター銀行のこのラダリング円定期預金の金利は、他の銀行の定期預金金利より高い、というのがミソです。
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